カテゴリ:多摩川野鳥リサーチ( 103 )

第15回多摩川野鳥リサーチ

06,12,23(土)  晴れ  11:00~14:05

カイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、コガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、キンクロハジロ、トビ、オオバン、イカルチドリ、ハマシギ、イソシギ、ユリカモメ、セグロカモメ、キジバト、(ドバト)、カワセミ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、ツグミ、シジュウカラ、メジロ、アオジ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス (以上38+1種)


・06年最後の多摩川リサーチの成果は上々。晴れて、風も特にない温かい一日でした。
・調査初登場はイソヒヨドリ、アオジ。イソヒヨドリが調査区域にいてびっくり。きれいな成鳥オスが一羽、橋の拡張のための、河原にできた工事現場の地面にいました。掘り返されて露出した地面で餌を探していたようです。その後も工事現場の柵にとまったり、土手をはさんだ反対側の電線にとまったり。ずっとその辺りから動かなかったようです。
・見られそうで見られなかったアオジも意外だけど初登場。個体数は多そうです。草むらから出てきて姿をじっくり見せてくれた個体もいました。

・二ヶ領用水の雌カワセミ。繋留してあるボートのへりを拠点に何度もダイブし、魚(モツゴ?)をゲット。くわえた魚は、振ったりボートに打ち付けたりじっとくわえた後、難なく飲み込みました。そんな光景をすぐ目の前の対岸で見られる、ちょっとした贅沢。
・その上の葉を落とした桜並木の樹上では、ジョウビタキの雌がヒッ、ヒッ、ヒッ…。美しいよく通る声で鳴いていました。
・用水路の真ん中、水面からちょいと顔を出した枯れ草にヒヨドリがとまり、用水路の水を飲んでいました。水上のヒヨドリ。

・カワウは頭部が白い婚姻色の個体も多いです。リサーチ後の16:00前後、70羽±の群れが二つ合流し、そこに後から飛んできた個体や小群も加わって調査区域の下流で大集団を形成。夕焼けの中の黒い大群は、距離があったけど壮観でした。
・その近くでは20羽以上のコサギも群れをつくって集まっていました。

・危険じゃない+餌をくれると分かっているから、非常に人馴れしている大勢のユリカモメ達。人から数mの岩にも止まっていて、僕たちを目の前にしてうとうとと眠りに入るやつもいました。足やくちばしがオレンジ色の若い個体も多いです。3年ほどで成鳥になるらしい。
・セグロカモメは調査区域に数羽いますが、2羽以上一緒になることはまずなく、基本単独行動主義。

・オナガガモが盛んに「逆立ち採餌」。水面に浮かんでいるのに、底にまでくちばしは届くのかと思いますが、雌の全長は53cm(カモの中でも大きい方)、採餌していた辺りの水深は推定でその半分くらい。逆立ちして首を伸ばせば…届くはず。
・オオバンは10羽以上の群れをつくっていました。いつもより個体数は多いです。珍しくこちら側(登戸駅・神奈川県側)の岸に上陸してきましたが、人の姿に警戒してすぐにまた水の上へ…。

・トビは2回出現。カラスもいましたが、この日はモビングされませんでした。上空には川に沿った気流が流れているのか、大体いつも川と平行の向きに飛んで行く気がする。

・今年はあまり出が良くないモズでしたが、この日は、2羽が堰の近くにある神社の林に飛んできて、隣り合う2本の高木の樹上にそれぞれとまりました。そこが縄張りの境界か? 

・今回で多摩川野鳥リサーチは15回目。イソヒヨドリとアオジが加わって、確認された鳥は62種となりました。

by千葉県代表
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by nodai-yatyokai | 2007-01-16 11:14 | 多摩川野鳥リサーチ | Comments(0)

第14回 多摩川野鳥リサーチ

06,11,12(日)  晴れ・風が寒い  11:15~14:20
多摩川中流・登戸駅付近(神奈川県川崎市多摩区・東京都狛江市)

カイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヨシガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、キンクロハジロ、トビ、オオバン、イカルチドリ、ハマシギ、イソシギ、ユリカモメ、セグロカモメ、(ドバト)、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、メジロ、カワラヒワ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス (以上、30種+ドバト)


・常に吹く風のせいでめっさ寒い中、皆さんご苦労様でした。お日様の暖かさも実感…。風がつかの間収まった際の日なたの暖かさは、特に薄着気味なK氏にはありがたかったようです。(笑)
・強風で荒れ気味な水面のせいか、いつも上流で盛んに動き回って餌を追う通称アクティブコサギ(と思われる個体)も今日は岸でじっとしていました。

・調査初のカンムリカイツブリをメンバーが発見。一度潜るとなかなか出てきません…。カイツブリよりずっと大きい体が、より長時間の潜水を可能にしているのか。水面に出てきても2秒前後でまた潜ってしまったり。でもその後水面で羽づくろいをしていたので、みんなじっくり観察出来ました。
・カイツブリ類は波に強いのか?常連のカイツブリも波立つ中じっと浮かんでいました。完全な冬羽に移行済み。

・今季初も続出し、今年も冬鳥の季節の到来です。久しぶりの出現はユリカモメ、オオバン、ヨシガモ、キンクロハジロ、マガモ、タヒバリ。(確認順)
・オオバンは風で波立つ多摩川本流を避けて、中州で隔てられた対岸の釣り場付近に数羽が浮かんでいました。
・カモも3種が渡来。堰の下流に浮かんだり潜水したりのキンクロハジロの雄はまだ完全な冬羽にはなっていませんでしたが、マガモ・ヨシガモは分かりやすい冬羽に移行完了です。もっとも、共に頭が緑色の両種は、カモを見慣れていない人には少々見分けに手間取る存在のようです。
・先に入った最大勢力ヒドリガモにもまだ移行中の個体が。オナガガモの長い尾はまだ伸びてなかったです。ところで尾は目立っていないだけで、エクリプス状態の時からすでに伸び始めているんでしょうな…。
・堰の上下の水面にたくさんのカモ達がうじゃうじゃの光景は今年も健在。冬が深まるに連れ、もっと増えるといいなー。
・年中多いカワウもさらに増加。堰ですごい数が休息していました。堰に降りようとしたセグロカモメを追い払っていたし。

・いつもは調査区域ではハシボソガラスより影の薄い(環境のせいか)ハシブトガラスですが、この日は開始早々にドバトの死骸を食う数羽に遭遇。健康な個体が襲われるとは思えないので、弱ったやつかすでに死んだ個体でしょう。白い羽が辺りに舞っていました…。
・人のあげる餌にだけ頼っているワケではないことは、草むらの前で種子をついばんでいたことからも明らかですが、それは彼らも野鳥と同じく冬の厳しい食糧事情に直面しているということ。みんな大変だけど、生きてます。
・それにしても体色の個性が実に豊か。家禽は(家畜も)野生種に比べてこういう個体変異が多い傾向があるらしい。

・例によってカラス→トビのモビング。トビはもちろん、普通は複数のカラスも単独でしたが、1羽で大きいトビ相手に頑張っていました。

・カルガモの雌雄の見分けに挑戦。よく見ると下尾筒(かびとう。体の最後部、尾の下)の色が雄は雌より濃くてほぼ黒なんだとさ。となると、池に浮かんでいたのは雄1・雌1のつがいのようです。

・どこかにイカルチドリがいるはず!捜して!と頼まれ、次第に乗り気になって捜しまくり。終了間際、上流側の枯れ草がまばらに立つ石河原にてようやくうずくまる一羽を発見。やったね。風をしのいでじっとしていました。

by千葉県代表
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by nodai-yatyokai | 2006-11-30 00:55 | 多摩川野鳥リサーチ | Comments(0)

第13回 多摩川野鳥リサーチ

06,10,15(日)  晴れ・風がけっこうある  10:35~14:30
多摩川中流・登戸駅付近(神奈川県川崎市多摩区・東京都狛江市)

カイツブリ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、コガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、トビ、チョウゲンボウ、イカルチドリ、イソシギ、セグロカモメ、(ドバト)、カワセミ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、シジュウカラ、カワラヒワ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス (以上27+1種)


収穫祭前最後の多摩川です。参加者のみんなご苦労様、そして今後もよろしく!
リサーチの範囲は多摩水道橋の上流~宿河原堰の下流。

・農大野鳥の会の探鳥としては珍しく、実に珍しく晴れ!風が吹く秋晴れの下の多摩川リサーチは、川岸の樹上で鳴くモズの高鳴きで始まりました。うーん、秋っすねぇ。
・ただ、去年何羽もが鳴いていた橋上流では確認されず。

・カモ類が渡ってきました。ヒドリガモを中心に、何種もがまとまって行動。水面に群れていたかと思えば、すぐに飛び立ち川の上を飛び回ったあとまた着水、を繰り返していました。渡ってきた直後で落ち着かないのカモ。上空を帆翔するトビの姿にも反応してバサバサバサ。
・これからどんどん数・種類が増えていくと思います。今はまだ雄の大半がエクリプスですが、最も多いヒドリガモの中には、すでにほぼ冬羽に移行している個体も観られました。
・対してカルガモは2羽に減少。どこへ?

・川の上流にいたイカルチドリ。ハクセキレイに追われて結構なスピードで逃げて来ました。
・じっとしていると、石が保護色になったり、その影に隠れたりして探すのもいる位置を人に教えるのも手間取ります…。

・カワセミは前の冬確認された二ヶ嶺用水では観られず、先月に続き多摩水道橋の上流でその姿を発見。休日の人出を避けて、人影の少ない上流側に移動したのかもしれません。下くちばしが赤いので♀。別個体か同一個体かは不明ですが、堰にもいました。
・川岸で観察する僕たちの比較的に近くのテトラポットにとまったり、中州に移動してその岸近くでホバリング→ダイブしたり。
・そのすぐとなりに、ハシボソガラスが川の水面から何かを白くて四角いものを拾い上げて飛んできました。テトラポットにとまると、すぐにパクリ。食べ物には違いないけど…何だったんだろう。

・セキレイは、冬鳥のタヒバリはまだ来ていませんが、先月に続き黄色・白・黒と三色のセキレイが揃いました。
・キセキレイは堰(特に魚道)が観察ポイント。魚道の壁面を移動する昆虫などの水生動物を狙っているようです。黄色がとてもきれいでした。

by千葉県代表
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by nodai-yatyokai | 2006-10-19 03:27 | 多摩川野鳥リサーチ | Comments(0)