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月一探鳥会/葛西臨海公園

07,3,7(水)  晴れ  10:45~16:20

カイツブリ、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ミコアイサ、ミサゴ、トビ、ノスリ、オオバン、タマシギ、シロチドリ、ハマシギ、アカアシシギ、イソシギ、タシギ、セイタカシギ、ユリカモメ、セグロカモメ、カモメ、ズグロカモメ、キジバト、(ドバト)、ヒメアマツバメ、カワセミ、コゲラ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、ヒガラ、シジュウカラ、メジロ、アオジ、オオジュリン、カワラヒワ、シメ、ムクドリ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス  (以上52+1種)


・行って来ました葛西! 今年は去年の同じ頃に来たときと比べてカモ類は少ないようですが、なぎさ沖に広がるスズガモの大群はやはり圧巻でした。野鳥の種類・個体数共に多く、去年3月に月一探鳥会を始めて以来最高の53種を確認。やっぱ葛西はいいわ~。(笑)

・東西のなぎさ沖に浮かぶスズガモ大集団の数はおそらく数千。さすが都内最大の水鳥の越冬地です。広範囲を埋め尽くしていた去年ほどではないのが少し残念…。すでに渡りが始まっているのか、渡ってきた数が少ないのか。
・カンムリカイツブリ達はスズガモの間を泳いだり、時には長い首をしまってお昼寝中。スリムな体形と長い首がよく目立ちます。きれいな夏羽に換羽した個体、換羽が進行中の個体、白い首が映える冬羽の個体と、春を迎えた今年の渚でも様々な段階のカンムリ達が浮かんでいました。カンムリも去年より少ない?
・夏羽にほぼ変わった個体の方が多いようです。頭部のオレンジ色のたてがみっぽい羽毛がなかなかきれい。
・単独で散らばるカンムリカイツブリに対して、数十羽の群れを成しているのがハジロカイツブリ。こちらも夏羽と冬羽両方見られました。群れを構成するハジロカイツブリは非常に密集して横一直線に泳いでいるのが印象的。
・狩りのために何度も何度も潜水を繰り返していました。群れの一部がバネのように勢いつけて飛び込むと、他の個体も我先にと次々潜水していきます。一斉に潜水、浮上もほぼ同時。水中では、潜水した向きのまままっすぐ泳いで魚を追うらしく、大抵は元浮かんでいた場所から数十mの「真横」に出てきます。
・一方で、西なぎさと東なぎさの間の水路には、1~数羽の少数で浮かんでいるハジロが近い距離で観られました。みんな夏羽。頭部の金色の羽毛が美しいとも、黒い顔に赤い目が怖い…とも言えます。

・浜辺や岸近くにはカモメ類の姿。多くはユリカモメですが、その中に1羽、頭部が黒くなったズグロカモメを見つけました!1羽だけ換羽していたおかげで見つかったようなものですが…。ズグロとも1年ぶりの再開だなー。
・じっくり観ていたら、浅瀬にいたズグロが飛び立ち、僕たちのすぐ目の前・10mくらい先に降りてカニをさっと捕らえて食べていました。近くでじっくり観られて良かったです。夏羽も結構かわいい顔してる。
・それにしてもセグロカモメって大きいっすね…。

・なぎさ上空にトビが出現!基本鳥を襲うことはないはずですが、スズガモやカイツブリ達は大慌て。一斉に飛び立ち、トビから離れた沖合へ退避!以前、水鳥は猛禽の種類(どんなヤツを餌にするか・どんな狩りをするか)によって、逃げるか否かや逃亡方法を変えていると聞きましたが、必ずしも猛禽の素性を理解できている訳ではないようです。

・鳥類園の淡水池には、ホシハジロが数百羽入っています。カウントしてみたら、その数推定400±羽。多いときには1000羽を軽く超えていたそうです。去年の今頃観た感じではおそらくその程度いたから、渡りは今年は早まっているのでしょうか?
・おなじく淡水池に多く観られるキンクロハジロですが、その数はホシハジロに比べて大分少なかったです。意外と多数いたのがオカヨシガモ。茂みの周辺や間に入っている個体が多いです。
・期待のミコアイサは、旧江戸川河口で雌1羽を確認。水上に浮上してもあっという間に潜るので観察は大変でした…。すぐまた潜るを繰り返すということは、なかなか餌が捕まらないということ?頑張れ!

・タマシギ観られた!!最近いることを知らずに、探鳥会の行き先を葛西に決めた僕たちとしては非常にラッキーでした。やったね!
・最初は茂った草の影に隠れていて見つかりませんでした。カメラマンの皆さんが並んでいたから、この観察窓から見えるどこかに…とは分かっていたけれど。近くではムクドリたちが採餌していて、タマシギが時々動いたのも、姿がほとんど見えないゆえに「ムクドリだろ…」と思っていたら、メンバー・docogaさんの観察でそれこそがタマシギと判明!
・しばらく観ていたら顔を出してくれました。目の後ろに伸びる太い白線が目立つ雌。やがておもむろに歩き出し、湿地の奥へと入っていきました。

葛西臨海公園…JR葛西臨海公園駅前すぐ。平日は快速がとまらないので注意。

by千葉県代表
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by nodai-yatyokai | 2007-03-22 02:12 | 探鳥会 | Comments(0)

第17回多摩川野鳥リサーチ

07,2,21(水)  晴れ  12:35~15:15

カイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヨシガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、キンクロハジロ、トビ、ノスリ、チョウゲンボウ、オオバン、イカルチドリ、イソシギ、ユリカモメ、セグロカモメ、キジバト、(ドバト)、ヒメアマツバメ、カワセミ、コゲラ、ハクセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、ツグミ、シジュウカラ、アオジ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス  (以上39+1種) 


・顧問の先生も参加されるはずだった今月のリサーチですが、雨天により久しぶりに延期。日程の関係で、後日僕が一人で行ってきました。当初の予定日とは打って代わって天気も良好。気温も温か。のんびり歩いてしっかり観て参りました。

・ノスリを初確認! 何だか猛禽の出が悪い調査区域なので、ノスリの出現は結構うれしいニュースです。…初登場早々、2羽のハシブトガラスにモビングされて、多摩区の市街地上空へ追われるように去って行きましたが、数分後再び河原の上空に姿を現しました。

・池の上空が何だか騒がしい。観ると、何とハクセキレイがドバトを激しく追い立てていました。特に競合することも無さそうな両種ですが、何かハクセキレイのスイッチを入れてしまうような事が…?
・そんな仲間の「災難」を横目に(見てはいないけど)、他のドバト達はお日様さんさんの土手で、丸くなってみんなでお昼寝中。結果的に、捕食者・チョウゲンボウからは人間に護られています。

・河原にある池(ワンド)には、釣り人と共に魚を狙うダイサギのいつもの姿が。今回は2羽のコサギもやって来ました。ダイサギと比べてよく動き回ります。自分から動いて獲物の元へ向かう方法を採っているようです。
・ダイサギとコサギが一緒にいると、大きさの差にあらためて驚かされます。全長はダイサギが89cm、コサギが61cm。人間の身長に換算すると、コサギが170cmの平均的な成人男性なら、ダイサギは248cm…。
・うわっ、すごい威圧感…とも言えるし、自分達の何倍もある人間に近づくハト・カモに比べたら…とも言えます。

・やちょかいでは上陸ガモとしてすっかり有名になったヒドリガモ。最近釣り人の姿を警戒してか集団上陸は見られませんでしたが、今日は小田急線の橋上流の中州に群れを為して上陸していました。中州なら安心!
・ヒドリガモは調査区域で最もよく鳴くカモでもあります。しばしば聞かれるピューイという澄んだ声は冬の風物詩…。いい声っすね。雄が雌に呼びかける求愛の声だそうです。
・オカヨシガモの「水面逆立ち採餌」が、堰の下の水面や中州の周囲でよく見られます。そういう所は水深があまり深くないはずなので、首を伸ばせば十分届くのでしょう。また、堰の下や中州の岸近くには餌が多く流れてくるに違いない。

・カイツブリの換羽が進行中です。羽装がすでに夏羽に近い個体も。この時期のカイツブリを見ていると、換羽は頭部から先に始まるように思えるのですが、どうでしょうか。体(翼)は頭部に比べて夏羽・冬羽の違いが不明瞭なので、もっと確認が必要ですが…。
・広い水面に浮かぶ日本最大のカイツブリ、カンムリカイツブリの姿は遠くからでも白い姿がよく目立ちます。多分いつもの個体です。こちらはまだ冬羽。今回もほとんど潜らず、長時間水面に浮いていました。

・冬の途中でユリカモメがいなくなる現象は今年も。今回見られたのは、堰の下流に並べられている石の列にとまっていた1羽のみ。どこへ?個体数変動の原因は餌の増減?
・その堰の下に並ぶ石の列によくいるのがイソシギです。石にとまり、上流を向いて立ち、流れてくる餌を待ち構えています。

・ヒメアマツバメが元気です。いつもよりも低い空も飛び回っていました。多摩区の市街地上空に現れ、川の上空へと移動するいつもの行動は今日も見られました。ねぐらはどこにあるのか気になっています。

・最近よく見られるモズが、橋の上流に出現。下流の神社付近で見られた個体と同一な可能性もあります。草むらに立つ木の樹上で鳴いた後、多摩川の広い流れを横切って対岸の茂みの中へ飛んでいきました。心機一転、新たな場所で餌探しだ!

多摩川リサーチ・現在までの結果…63+1種

by千葉県代表
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by nodai-yatyokai | 2007-03-20 21:14 | 多摩川野鳥リサーチ | Comments(0)

月一探鳥会/水元公園

07,2,16(金)  晴れ  11:00~15:50

カイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヨシガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、バン、オオバン、ユリカモメ、セグロカモメ、キジバト、(ドバト)、カワセミ、コゲラ、ハクセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、モズ、アカハラ、シロハラ、ツグミ、コガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、アオジ、オオジュリン、カワラヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス (以上41+1種)


・水元公園は広い。寒風吹く中、端から端まで歩いて疲れました…。広い水面の広がる水路「小合溜(こあいだめ)」に面しており、広大な園内には林やバードサンクチュアリ、水生植物園などが広がっています。冬鳥(特に水鳥)の種類・個体数の豊富な水郷公園です。小合溜の対岸は埼玉県。
・去年厚木の人(今はみんなやちょかい掛け持ち)と新年早々に行った時、小合溜の一面に広がるカモの集団がすごかった!今回は意外に強い風のせいか、水面にいるカモが少なく、ヨシ原の中や周りの水面に退避していました。去年ほどではないですが、それでも多数いる。
・カモではヒドリが最も多く、中にはえっさえっさと上陸して、草を食べ始める群れも。いくつかの淡水ガモには日常的な行動らしく、人が少なければ多摩川でも「陸のカモ」が見られます。
・キンクロハジロは少なく、小合溜には見られず、枯れ草の残る「ガマ田」横の水路に数羽が泳いでいました。確かに広い小合溜より餌生物を見つけやすそう+捕りやすそう。

・そのガマ田は夏には生い茂る緑の中、ガマなどの穂が風にたなびく…みたいな風景が見られそうですが、冬には立ち枯れした、あるいは倒れた枯れ草が水没してたりしてなかったりで結構開けた環境です。その敷き詰められた枯れ草(茎)の上を歩いていたのは、林の鳥・アカハラ。こんな開けた、そして湿った環境では初めて見ました。
・見通しが良く面積もそう広くないので、タヒバリも細かいところまでじっくり見られました。
・コサギもいます。散策路のすぐ目の前ですが、ここのコサギは警戒心が低いようです。あと、よく陸に上がります。水が冷たい、人が近い方が敵に狙われず安心、枯れ草が沈んでいて見づらいから高いところに上がって見てみよう…さて、コサギ達の真意は?

・サンクチュアリ前の水路に面した木々には、(おそらく数年前から)カワウのコロニーが出来ていて、巣の数はかなりのもの。が、見通しが悪いのでいくつあるかは不明。一部の巣には、かなり成長した雛×2の姿も見つけました。巣の隣の枝には、両親(多分)がとまって雛たちを見守っていました。
・カワウの巣がある木の下の方、水面上1mほどにアオサギがとまり、細枝をくわえて足下の枝の間に差し込んでいました。このまま営巣するかも!? 水没しないか気になるけど…。

・コガラがいた!チヨチヨビー、チヨチヨビーと繰り返す印象的な声の主は、平地の公園では珍しいこの鳥でした。

・サンクチュアリを過ぎて、公園のビジターセンター的な「カワセミの里」が近づいてくると、そろそろ足が疲れを訴え始めます。小合溜で鳥を観ながら歩いたり、おしゃべりしたりと思い思いに残りの道を踏破しました。
・カワセミの里へと続く道は、川幅が狭くなって対岸の鳥も観やすい小合溜沿いを歩きます。鳥の種類・数共に多いので、「カワセミの里」で情報を仕入れてこちら側から歩き始めるのも手です。本来その方が一般的なのかも知れない。この場合は金町駅からバスが便利です。
・つがいのカワセミも見られました。こちらの岸には人慣れしたオオバンやハシビロガモなどが寄ってきます。(餌をもらえないと分かると諦めも早い)

水元公園…東京都葛飾区。JR各駅停車・金町駅から徒歩、または京成バスで15分ほど。

by千葉県代表
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by nodai-yatyokai | 2007-03-13 17:43 | 探鳥会 | Comments(0)

第16回多摩川野鳥リサーチ

07,1,13(土)  晴れ  10:50~13:30

カイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヨシガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、トビ、ハヤブサ、オオバン、イカルチドリ、イソシギ、ユリカモメ、セグロカモメ、キジバト、(ドバト)、ヒメアマツバメ、カワセミ、コゲラ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、モズ、ツグミ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス (以上40+1種)


・今年最初の多摩川リサーチの結果です。調子は上々で、始まって以来最高の41種を記録しました。やったね。
・更新の調子はすこぶる悪いです。すいません…。何とかします。

・ヒドリガモがカモの最大勢力の座を護りました。特に宿河原堰より上流に浮かぶカモの大部分を本種が占めています。多様な種類が見られる堰下流とは対照的。第二勢力はコガモでした。
・その一方でオナガガモは、流れに身を任せていた雌1羽のみ。流されつつ、水面を覗いて餌を探していました。労力を要しない上手い方法ですね。
・オカヨシガモも減少。確認できたのは雄が2~3羽、雌が1~2羽。数十羽の群れはどこへ…?
・ヨシガモは雄1羽を確認。周りがコガモばっかりなためか結構大きく見えます。後で図鑑を見たら、実際の全長も案外大きかった。
・ハシビロガモも雄1羽。多分いつもと同じ個体なので、今回も多分いつもの雌もいるはずですが、多数の雌が並んで寝ていてよく分からず。雄の腹の色がきれいにくっきりとは白・茶に分かれていないので、若い個体だと思われます。

・ハヤブサが初登場!その出現にスズメ、ドバト、さらにユリカモメも慌てて飛び立ちますが、カモ達は動じず。下流側から川に沿って飛んできたハヤブサは上流へと飛び去っていきましたが、その後再び堰の下流へ飛んでいき、急降下!僕たちが着いたときにはすでにその姿はなく、狩りの成否は不明。カモの姿はほとんど堰の下流からは消えていました。
・…で、堰の上流で狩りに入らなかったのはなぜか?を考えてみました。
・説1…上流側は人の姿が目立ったから
・説2…危機が迫ったら水中へと逃げればいい上流側(水深がある)ではカモは飛ばず、ハヤブサも早々に諦めた。水深の浅い下流では潜りにくく、カモは飛び去り、それを狙ってハヤブサ急降下!

・ツグミの姿をあちこちで見ます。茂った枯れ草の中や中州(石の河原)にも。カモの群れと一緒にツグミがいる光景が、ここでの冬の風物詩。
・中州には20羽前後のムクドリの群れも降りていました。増水によって容易に水に浸る中州は、流されてきた餌が石のすき間にたまっていい餌場になっているのかも。
・中州の常連、ハクセキレイも多いです。中州ではよく近くの個体と小競り合いを繰り広げています(結構激しい)。餌が少ない冬場の、自分の餌場確保のためでしょうか。

・池ではダイサギが一羽、周りの釣り人達の存在も気にすることなくじっとたたずんでいました。でも、おそらくその目は、水中の魚の動静をしっかり捉えていることでしょう。

・ヒメアマツバメがよく出た一日でした。川や河川敷の上空では、市街地の上より低く飛んでくれるので見やすいです。餌の飛んでいる昆虫を狙ってくるのでしょう。冬でも意外と虫というのは飛んでいます。(元昆虫少年)

by千葉県代表
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by nodai-yatyokai | 2007-03-11 03:04 | 多摩川野鳥リサーチ | Comments(0)