人気ブログランキング | 話題のタグを見る

春合宿・琵琶湖

2014年3月21日~25日 天気:曇り

見られた鳥
ハクセキレイ、キセキレイ、セグロセキレイ、スズメ、ホオジロ、アオジ、オオジュリン、ベニマシコ、カワラヒワ、ツバメ、ヒレンジャク、オオバン、ヒクイナ、カルガモ、マガモ、ヨシガモ、オカヨシガモ、ホオジロガモ、ウミアイサ、カワアイサ、ミコアイサ、キンクロハジロ、コガモ、ヒドリガモ、ホシハジロ、オナガガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ウグイス、アオサギ、コサギ、ダイサギ、キジ、トビ、ミサゴ、チョウゲンボウ、モズ、ユリカモメ、シロハラ、ツグミ、シジュウカラ、ジョウビタキ、エナガ、コゲラ、キジバト、カワウ、ムクドリ、ヒヨドリ、ヒバリ、ハシブトガラス、ハシボソガラス 全49種


こんにちは!K.Oです。
今年の春合宿では滋賀県の琵琶湖に行ってきました!
参加者は11名と昨年の倍以上になっていて嬉しい限りです。
今回は費用節約のために東京と滋賀間の往復に夜行バスを用いた関係で5日間の日程となりました。

1日目
夜行バスに乗って京都に向かいます。

2日目
京都で朝食をとって、湖北水鳥湿地センターへ向かいました。
河毛駅(湖北水鳥湿地センターの最寄駅)から乗る予定だったバスが満員だったため自転車で行きました。
道中ではトビ達が空中で蹴り合っていたため自転車を停めてじっくり観察しました。旋回しながら逃げるトビと追いかけるトビの距離が徐々に縮まっていって思わず冷や汗が出ました。

湖北水鳥湿地センターに着くと早速、頭上をツバメ達が飛び交い始めました。センター内で話を聞くとオオヒシクイやコハクチョウ達も帰ったようで春の訪れを感じました。
春合宿・琵琶湖_e0098079_1356966.jpg


センター内からはマガモやコガモなどの多くのカモに混じってホオジロガモやミコアイサ、カワアイサを見ることができました。センター外ではオオジュリンやオオバンを間近に見ることができました。
帰りにはキジのつがいが目の前にでてきて一同、驚かされました。
春合宿・琵琶湖_e0098079_13543443.jpg


3日目
この日はOBの先輩がいる新旭水鳥観察センターへ行きました。
センター付近の小屋で昼食をとっているとヒレンジャクやベニマシコ、ジョウビタキやカワラヒワが出てきて楽しませてくれました。
春合宿・琵琶湖_e0098079_13522380.jpg


昼食後、OBの先輩に案内してもらうと早速、ヒクイナが登場!一瞬で隠れてしまいましたがなんとか姿をみることができました。

途中、網で仕切られた策のようなものがありました。聞けば毎朝、魚を採るために使用している罠で一度入った魚は出られないような仕組みになっているようです。そのため、逃げられなくなった魚を狙ってオオバンやカモ達がやってくるのだそうです。

少し進むと直径13センチくらいのボール状の大きな塊が落ちていました。オニフスベというキノコの仲間だったのですが、キノコのイメージとかけ離れていたためなかなか信じてもらえませんでした。

さらに進んで琵琶湖の岸あたりに着いたところでチョウセンイタチに出会いました。琵琶湖周辺ではニホンイタチよりチョウセンイタチが多いのだそうです。
春合宿・琵琶湖_e0098079_1349225.jpg


よく晴れた日に出てくることは珍しいらしく、すぐ藪に入ってしまったため一瞬ではありましたが貴重な体験ができました。
その先ではホオジロガモに出会いました。ホオジロガモは普段は海で見られるカモであるのに、見られるということは琵琶湖が特殊な環境であることを示しているのだと感じました。
春合宿・琵琶湖_e0098079_13453176.jpg

続いて田んぼに向かうと大勢のオオバンが採食していました。普段は泳いでいる見られないオオバンの足を見ることができました。見ると、足の指が太く発達していることがわかりました。
これは田んぼの泥のような柔らかい地面でも足を取られる事なく移動するためだと教えてもらいました。
春合宿・琵琶湖_e0098079_13532268.jpg


4日目
京都へ行き、本能寺と京都国際マンガミュージアムを訪れました。みんな、充実した時間を過ごせたようで良かったです。

5日目
夜行バスに乗って新宿へ帰りました。

途中、疲れた場面や困った場面もあったかとは思いますが今回の合宿のことを思い出として残していただけたら嬉しいです。
皆さん、合宿お疲れ様でした。

長文になってしまいましたが、最後までこの記事を読んでくださってありがとうございました。
by nodai-yatyokai | 2014-03-29 14:06 | 合宿
<< 3月 多摩川リサーチ 行徳 探鳥会 >>