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2007年度 伊豆大島・夏合宿

07.9.1~3(土~月) 雨→曇り→晴れ

オオミズナギドリ、カワウ、ミサゴ、トビ、ウミネコ、キジバト、ツバメ、ハクセキレイ、イソヒヨドリ、ウグイス、メジロ、スズメ、ハシボソガラス、タカsp、カモメsp、ホオジロsp(以上13種類+α)


今年の総勢14名が参加した伊豆大島・夏合宿は代打のひろきが報告いたします。

【9月1日(土)】
朝、久里浜出航のフェリーという事で、前日から久里浜入りする者、当日の朝に来る者、それぞれでしたが、一人の遅刻者もなく無事に大島へ向かいました。
航路ではジェット船では無理と言われていたミズナギドリ(たぶんオオミズナギドリ)が優雅に飛んでいるのを見ることができました。
港に着いてからはトビの山。このあたりは普段行っているところと何ら変わりありません。
島一周ドライブで立ち寄った大島公園の動物園ではハヤブサやオジロワシなどの猛禽類や、タンチョウ、マナヅル、カラスバトなど普段見られない鳥がおり、檻の中の鳥ではありますが、大変感動いたしました。
空を見上げると、ミサゴ(野生ですよ!)も飛んでいました。
この日はあまり天気が宜しくなく、夜になってから回復したので、元町港で寝転がりながら、みんなで満天の星空を眺めました。

【9月2日(日)】
この日は早起きして日の出浜に朝日を見に行きました。
それから三原山に向かい、サバンナのような溶岩帯の三原山遊歩道と火口一周道路を歩きました。
三原山は僕が生まれた年に大噴火を起こしたそうで、未だ植生が回復しきっていない様子が伺え、また、ここは標高700m級ではありますが、鳥相は下界とは明らかに違いました。
トビではない猛禽や、ホオジロ科やイワヒバリ科の鳥を思わせるシルエットが現れ、何とか種類特定したかったのですが…個体数が少なすぎます。
海岸ではやはり、イソヒヨドリが多いです。
囀りといい、体面的な綺麗さといい、個人的にかなり好きな鳥です。
夜はサト氏の誕生日スイカ割りなどを行い、大いに盛り上がりました。

【9月3日(月)】
最終日は裏砂漠というところに行きました。
ここは日本か!?というような黒土で透水性の高そうな礫砂漠では、植生も疎らで鳥の影もありません。
また、ここ大島は椿が有名ということもあるのか、至る所で「メジロ密猟禁止」の看板を見かけました。
そういえば、メジロが非常に多いところでした。
帰りの船も大型哺乳類と衝突することなく、無事に竹芝桟橋に戻ってくることができました。


伊豆大島で見られる鳥は普段見ている関東の東京湾~三浦半島~伊豆半島とあまり変わりなく、三原山だけが違う雰囲気を出していました。
しかし、冬季には少数ながらアカコッコが渡ってくるようですし、おもしろいかもしれません。
いずれにせよ、非常に楽しい合宿でした。


by ひろき
by nodai-yatyokai | 2007-09-06 14:42 | 合宿
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